受信機本体にアプリをインストールすることで、業種業態に合わせたカスタマイズが可能であり、
位置情報を利用した様々な用途・動作に対応することができます。
GNSSに関する専門知識や、追加機材などなくても、RTF300単体でセンチメートル級精度(2.5cm)の測位を実現します。
シンプルな構成でRTK測量が実現でき、測位した位置情報のクラウドへの展開を容易にします。
「定期的に位置情報をクラウドに送信する」や「設定したエリアへ進入、 退出した際に自動で位置情報をクラウドに送信する」などカスタム設定を行うことで、 様々な用途・動作に対応することができます。
本体アタッチメントを付属のスマホに取り付けることで、RTF300とスマホを一体化します。 ポールに取り付け測量用途で利用する場合に、余計なクレードルなどなくスマートに操作を行えます。
RTF300は、コンクリートフロア1.5m落下に耐える衝撃に耐えるIP65の防水防塵性能を備えています。 また、一般的な単3電池および、充電式ニッケル水素電池で約4時間の連続動作が可能です。急なバッテリー不足で業務を妨げません。
不要な干渉信号を防ぐ測量級の防水アンテナで、陸上や海上でのアプリケーションを高精度でサポートするように設計されています。
計測モードは一般単点・逆打単点・測線単点から選択ができます。 計測したデータは、regolithにアップロードし、GoogleMaps、CADデータのレイヤと重ね合わせ、ライン・点群・ポリゴンなど用途に応じたデータを管理できます。
計測モード切替
逆打単点
ポリゴンデータの作成
測量クラウド「regolith」画面
受信信号 | GPS L1 C/A、GLONASS L1、BeiDou B1 |
---|---|
精度 | RTK 2.5cm + 1ppm (x 基線距離) |
受信チャネル数 | 72チャンネル |
コールドスタート時間 | 60s (ただし受信環境に依存) |
更新レート | 1Hz、5Hz |
OS | Windows10 IoT Core |
CPU | Qualcomm Snapdragon 410cARM Cortex A53 core 1.2GHz |
メモリ | RAM : LPDDR 1GB, ROM : eMMC 8GB |
表示機能(LED) | バッテリー状態、LTE通信状態、GNSS受信状態、Wi-Fi状態BLE通信状態 |
対応無線規格 | Wi-Fi : IEEE802.11 b/g/n, Bluetooth : BT4.0(BR/EDT +BLE) |
インターフェース | RS-232c シリアルポートRS-422 シリアルポート |
寸法・重量 | 110mm(W) x 142mm(H) x 40mm(D)・341g(受信機本体のみ・重量は電池を含まず) |
外部電源範囲 | DC : 6V ~ 36V |
電池稼働時間 | 4時間 |
防塵・防水保護等級 | IP65 (専用キャップで覆われている場合) |
動作温度範囲 | -20℃~60℃ |
湿度 | 非凝縮相対湿度95% |
耐衝撃性能 | コンクリ-トフロア1.5mの高さの落下 |
衛星周波数 | 1559-1610 MHz |
---|---|
GNSS受信 | GPS L1、GLONASS G1、BeiDou B1、Galileo E1、SBAS、L-band、QZSS |
偏波 | 右旋円偏波 |
絶対利得@頂点 | +4 dBic(標準) |
軸比 | 3.0 dB(標準) |
VSWR (電圧定在波比)出力 | 1.5 dB(標準) |
帯域幅@リターンロス≦-10dB | ≧ 51 MHz |
LNA(低ノイズ増幅器)ゲイン | 31 dB(標準) |
雑音指数 | 2.4 dB(最大) |
供給電圧 | 3~5V DC |
消費電流 | 6.9 mA (標準) |
VSWR (電圧定在波比)出力 | 2.0(最大) |
出力インピーダンス | 50Ω |
動作温度 | -40℃〜+ 80℃ |
---|---|
保存温度 | -40℃〜+ 85℃ |
相対湿度 | + 40±2℃、90〜95%R.H |
防水性能 | IP67準拠 |
寸法 | 直径:140mm 高さ:49mm |
---|---|
重量 | 345.4g |
コネクタ | TNC(メス) |
マウント | 5/8 inch メスねじ |