設定したエリアへの建設機械や作業員の侵入をレーザセンサーで検知・警報!危険エリアの侵入・接触防止などの現場の安全対策に適しています。

レーザセンサーLZR System CSでのエリアの設定は、タブレット(構成品)に入っている専用アプリを使って行い、四角い形状の検知エリアを最大2つ設定できます。初めてレンタルされる方でもわかりやすいシステムですので、ぜひ作業現場の安全性向上にお役立てください。

の特長

レーザセンサーLZR System CSの特長は、あらかじめ設定した2つのエリア(形状:四角)への、車や人の侵入をレーザセンサーで検知し、積層表示灯の光とブザー音で警告できる点です。 レンタル構成品のタブレットに入っている専用アプリを使うことでどなたでも簡単に検知エリアの設定ができます。

レーザセンサーLZR System CSのシステム構成図
広く柔軟性のある検知エリア設定
  • 検知角度最大90°、検知距離最大40m×40mと、広い範囲に検知エリアを設定することができます。2つの検知エリアを飛び地で設定することもでき、垂直または水平に四角いエリア(正方形・長方形)で侵入を検知します。 専用アプリでの設定となるため、タブレット画面を確認しながらエリアを設定することが可能で、設定した検知エリア範囲と検知状況をリアルタイムで確認することができます。
  • レーザセンサーLZR System CSのエリア設定

また、アプリにて車両方向検知の設定も可能です。

レーザセンサーLZR System CSの車両方向検知設定
専用ブラケットでセンサーの角度を簡単に調整
  • レーザセンサーLZR System CSのレーザは室内では照射位置が赤く光っているのでわかりやすいですが、屋外ではレーザが見えないため、センサー下のスコープをのぞきこんで確認する必要があります。 下図の3軸のスコープ(X・Y・Z)でレーザの水平・垂直の位置確認ができ、簡単に照射範囲の調整が可能です。
  • レーザセンサーLZR System CSの専用ブラケット
短時間でシステムの設置・撤去が可能

センサー本体、制御ボックス、積層表示灯などは全てクランプで単管へ取り付ける仕様となっています。そのため、複雑な作業は必要なく短時間で簡単に設置・撤去が可能です。

の機能

レーザセンサーLZR System CSにはティーチイン機能が搭載されており、エリア内に存在する障害物を自動学習して非検知にできます。レンタルの際にティーチインを設定することで、雪や落ち葉などが舞う現場でも正しく検知することが可能です。

レーザセンサーLZR System CSの専用ブラケット
の用途

レーザセンサーLZR System CSは主に、土木工事中の侵入対策や周囲の電線対策、工場の入出庫警報などの安全対策用途としてレンタルされています。

の仕様
レーザクラス 905nm Class1
検知距離 40m×40m
検知角度 90°
出力 4出力 無電圧接点
電源 AC100V
防塵防水 IP65
使用周囲温度 常時電源ON:-30℃~60℃
コールドスタート:0℃~60℃